競馬専門用語辞典-難しい競馬専門用語を今すぐチェック!
競馬用語:夜目 (よめ)
拇指(おやゆび)が退化した痕跡だともいわれている。人でいえば手首と肘の間となる前膊(ぜんはく)部の内面、及び飛節の内後面に付着する褐色の塊をいう。馬には必ずあるもので、学名は附蝉(ふぜん)といい蝉が木にとまっている姿に似ていることから生まれた言葉。その形態、表面の紋様、大きさなどが人の指紋のように馬ごとに異なっているので、個体鑑別に用いている国もある。この夜目には諸説あるが、馬は元来5指をもつ動物であって、これが進化の途上で拇指及び小指を必要としないことで失い、現在では中指のみで体を支えているとされている。人さし指、薬指は管部に痕跡となって残っている。
あ行 | か行 | さ行 | た行 | な行 | は行 | ま行 | や行 | ら行 | わ行 |